久しぶりに映画を見ました。「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」やたらと長ったらしいタイトルの日本映画です。主演は小池徹平で主人公のマ男は学生時代にイジメにあっていた為にニートだったけど、いつも働け働けとうるさかった母親の突然の死を転機に一念発起。情報処理の国家資格を取得して就職活動するも、不採用の嵐に挫けることなくやっと採用をもらえた会社はブラック会社だった!という映画です。
確か、元ネタは2ちゃんねるのスレッドだったと思います。この映画を見る前にネットで元ネタになったスレッドを見たりしてから行ったんですが、セリフとかもそののまま引用されてたりして忠実に作ってんだなと。世の中に本当にこんな会社があるんですかね?ってくらいブラックです。まぁこれによく似たところは吐いて捨てるほどありますけど。主演の小池徹平の大根役者ぶりは仕方ないとしても、周りを固める共演陣が個性派揃いでおもしろかったです。特にマ男の上司であるリーダーを演じた品川祐はなんかいい味出てました。いるいる。こういうの。無能を声のデカさと強引さで誤魔化そうとする奴。
で、映画の中でしきりに出てくる単語「デスマ」ってこういうシステムとかゲームとかソフトウェア作るような会社では当たり前に使われてる言葉なんですかね?デスマーチの略で日本語では死の行進となりますが、業務時間内では到底終らない仕事量をこなす事を言うそうです。まぁ普通の会社で言う超過勤務とかサービス残業の事ですかね?時には徹夜、泊まりなんて事もあるらしいですが、普通の会社でそれはないよなぁ・・・徹夜に近いってのはあるけど。まぁ創業から間もないような会社なら有り得るのかな
この映画では従業員数15人という設定でしたが、当方はそんな規模の会社で働いた事が無いのでわからないんですが、単なる平社員が社長に信頼してもらってるとかそんな事って有り得るのかな。まぁ有り得るのか。ファミリー企業と変わらんだろうしねぇ・・・社長と同じオフィスで仕事するなんて経験したことないし、社長と話をすることなんて経験ないので感覚が掴めませんが。なんか素朴な疑問なんですがね、従業員数15人しかいない会社で新人がコロコロ辞めてくような状態を良しするなんて有り得るのかな?普通に人手が足りないところに入ってくる人なんてのは出来るだけ続けてもらいたいと思うもんじゃないのかな。と思うんだけど、その辺がブラックのブラックたるということか。
当方もブラックと呼ばれそうな企業にいたことありますが、特徴的なのは誰がどう見てもアホだと思える奴が上に立ってるのって共通するところじゃないですかね。自己中心的な奴とかただ精神論しか言わない強引な奴とか、人の上に立つ器でない奴がいるっていうか。だから組織がいつまで経っても成熟しないから規模は大きくなっても中はブラックなまま。特にその人より明らかに能力が勝っていると思える人が平で働いているとかいうのもブラックの特徴ですね。勢い重視でイケイケドンドン系の人が上にいるのもブラック会社と言われる企業に多いと思います。
で、この映画の元ネタになったマ男もスレッド内で言ってますが、ブラック会社ってのは大体社長に原因があるんですよね。そういう社風を醸成した張本人だから当たり前ですが。映画のエンドロール後に社長役の森本レオが「ソルジャーGET!!」って言うシーンがあるんですが、まぁそういうことなんですよね。創業者が社長をやってる企業で社風がおかしいのは社長が原因だと思います。まぁ気にいらなきゃ辞めるしかないんですが、そういうところでしか働けないって人もいるわけでね。まぁ社会ってのは上手くなってますよ。なんだかんだ言って当方も大した能力がないので今までブラック企業でしか働いたことありません。

