29日東京競馬場で行われたG1ジャパンカップ(賞金2億5000万)は5歳牝馬のウオッカが直線抜け出し、猛追してきたオウケンブルースリを鼻差抑えて優勝した。これでウオッカはG17勝目となり、ルドルフ、オペラオー、インパクトに並んだ。牝馬としては史上最多。ウオッカはレース中に鼻出血を起こしていた事が判明した。1ヶ月の出走停止になる為年末に行われる有馬記念には出走できない見通し。
この馬ってやっぱり最高に強いんでしょうね。なんか技術とか施設が進歩して昔の馬より競争寿命は長くなる傾向にあるそうですが、今5歳ってことは昔なら6歳でしょう。しかも牝馬となれば・・・これだけ息長く競争生活をして強さを見せるのは並大抵ではないと思います。確か牝馬でダービーを制したのは3歳の頃ですから、驚くほど長く一線で競馬をしてきたことになります。
鼻出血の為に有馬記念への出走は適わないということですが、年齢を考えるとこのまま引退する公算が高いような気もします。年を跨ぐと繁殖生活に影響も出るでしょうし、このまま引退というのが既定路線なのではとも思えますが、ファンはもう一度競馬をするところを見てみたいという気持ちではないですかね。なんせ東京競馬場の国際レースのG1で勝った馬ですから。
しかも、この馬ってどちらかと言えば短距離G1に勝率を残しているんじゃなかったですかね。中距離G1の勝ち鞍はダービーと秋の天皇賞くらいで、後はマイルG1ばかりだったと思います。マイルG1を勝ってジャパンカップに勝つって相当強いというか、オグリキャップを彷彿とさせます。競争成績を見ると、惨敗レースはだいたい距離の長いところを連戦で使われたか間隔が短すぎるんじゃないかと思われるところですし、その辺は女の子なんだなという感じです。
今、JRAのWEBサイトを見ながら書いてるんですが意外にこの馬って良馬場での出走経験しかないんですね。稍重での出走も二回ありますが、共に着外だったようです。まぁダービーでの激走から1ヶ月ほどで使われた宝塚記念と秋4走目の有馬記念での結果ですから何とも言えないですが。晴れ女のようですね。それに漆黒の馬体が綺麗なんですよね。輸入馬じゃないのに内国産離れしてるというか。昔のヒシアマゾンみたいな。ダイワスカーレットも強かったですが、この馬には風格があるというかね。いや、ジャパンカップ優勝は凄いぜ。
それはそうと、外国参戦馬で先着したのは引退後に日本で種馬になる予定のコンデュイットの4着だったらしいですが、なんか実績馬の参戦が少ないんですよね。コンデュイットは世界の大レースを制してBCターフを連覇した実力馬ですが、引退前の就職先への顔見世的な感じがするというか。日程的にも厳しい時期なのはわかるんですけど、凱旋門終ったらここに向けて調整してくるような馬が居てもいいような気がせんでもない。そりゃ権威あるアメリカのブリーダーズカップに行くのはわかるけどさ。ジャパンカップって外国馬の出走枠制限されてんのかな?んなわけないよね・・・国際競争だし。まぁ単純に参戦してくる馬が少ないのかな。なんかジャパンカップと言ってる割にはって内容なイメージが払拭できないんですよね。日本競馬の実力も上ってきたらしいんだし、国内に居ても海外の強豪と対戦できるようなレースが増えて欲しいもんです。

