2012年もう一ヶ月終了。時間が経つのは早いもんで(2012/02/04)

12引用記事の最近のブログ記事

信を問う!増税した後で・・・

もう無茶苦茶だ。野田首相が国会で「信は問う!選挙はやる!でも増税法案通した後」と言ったと。

読売新聞オンラインより2012年1月26日より引用
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120126-OYT1T01068.htm?from=top

首相、消費税上げ法成立後に「国民判断あおぐ」(読売online)

野田首相の施政方針演説に対する各党代表質問が、26日の衆院本会議で始まった。

首相は、社会保障・税一体改革について「やり抜くべきことをやり抜いた上で国民に判断をあおぎたい。不退転の決意は不変だ」と述べ、消費税率引き上げ関連法案を成立させた後に衆院解散・総選挙を行う考えを示した。さらに「一体改革は与野党共通の課題だ」と指摘し、消費増税を巡る与野党協議への参加を重ねて呼びかけた。

質問に立った自民党の谷垣総裁は「一体改革のマニフェスト(政権公約)違反は明らかだ。謝罪し、国民に信を問い直すしかない」とし、早期の衆院解散を要求した。首相は「衆院の任期中に消費税率引き上げは行わない。公約違反ではない」と反論した。野党が提示を求める民主党の年金抜本改革案については「党の議論を踏まえ、政府として具体的な検討を進めたい」と述べるにとどめた。

26日は谷垣氏のほかに、民主党の樽床伸二幹事長代行、自民党の細田博之元幹事長が質問した。

いやいや。小泉でも郵政民営化やる時には選挙で信を問う!と言ったんだ。小泉でもやったことすら出来ない。増税に賛成か反対か!選挙やると言ってみろってんだ(笑)増税やって解散したら民主党勝てる算段でもあるのかね。やり方としてはまぁ酷い。酷すぎる。

そもそも野田は選挙を経ないで首相になった奴。民主党で選挙によって首相になったのは鳩山だけ。野田は国民の付託を得ているとは言い難いわけだけどね。散々自民党に言ってきた事をやって今さら選挙ってもね。もう破れかぶれ解散だと思うんだけど増税法案通す前にやれって。

東日本大震災時の政府

>2012年1月8日産経新聞より引用
首相の責任 全容解明を(産経新聞政治部:阿比留瑠比)

たとえ隠したいと願っても、隠しきれるものではないのだろう。

東京電力福島第1原発事故に関する政府の事故調査・検証委員会が昨年12月にまとめた中間報告で、当時の首相官邸、とりわけ菅直人前首相自身のパニックと暴走が無用の混乱を招いていたことが改めて裏付けられた。

現場は過酷な条件の下、第1原発1号機のベント(排気)に半ば死を覚悟して取り組んでいた。ところが菅氏は東電側が「ベントをためらっている」と誤解し、いらだちを募らせた結果、東日本大震災翌日の3月12日早朝に急遽(きゅうきょ)、現地に乗り込んだ。

「首相の対応に多くの幹部を割く余裕はなく、自分一人で対応しようと決めた」

 吉田昌郎所長(当時)は事故調にこう証言している。政府の現地対策本部長だった池田元久前経済産業副大臣も、菅氏の様子を東日本大震災発生後5日間を記録した覚書にこう書いている。

「初めから詰問調であった。『なぜベントをやらないのか』という趣旨だったと思う。怒鳴り声ばかり聞こえ、話の内容はそばにいてもよく分からなかった」

「『何のために俺がここに来たと思っているのか』と総理の怒声が聞こえた。これはまずい。一般作業員の前で言うとは」

当時、菅氏の周辺は盛んに「ベントの指示を出したのに東電がなかなかやらなかった」との情報を流していた。だが、その間の事情を知る官邸筋は明言する。
「それは大嘘だ。むしろ官邸側は東電に、『何事も指示なく勝手に進めるな』『官邸の了解なし に判断するな』と指示していた」

菅氏の無理な現地視察がベント作業の遅れにつながり、水素爆発が起きた可能性は否定できない。

3月14日夜、2号機原子炉の破損を懸念した吉田所長が東電本店に「必要な人員を残して作業員を敷地外へ退避させるべきだ」と相談した際にも、「伝言ゲーム」の過程で誤解が生じた。

これを官邸側は「東電が全面撤退」と受け取り、菅氏は15日午前4時ごろに清水正孝社長を官邸に呼び出した。清水社長は「そんなことは考えていない」と明確に否定したが菅氏は納得せず、午前5時半ごろに東電本店に乗り込み、再び怒鳴り散らす。

「いったい、どうなっているんだ! あなたたちしかいないでしょ。撤退などありえない。撤退すれば東電は百パーセントつぶれる」

 このとき、菅氏は大勢の東電社員が徹夜で作業を続けていたオペレーションルームを会議室と勘違いし、こんな怒声も上げた。

「こんなにいっぱい人がいるところじゃ、物事は何も決まらないんだ。何をしているんだ!」

その場は同席者が何とか収め、菅氏を別部屋に案内したが、菅氏は結局3時間11分も居座り作業を邪魔した。このときも、菅氏周辺から「全面撤退を菅さんが体を張って止めた」「菅さんが首相でよかった」などという情報、コメントがまことしやかに流された。

だが、東電の勝俣恒久会長は3月30日の記者会見で明確にこう否定している。

「施設にいた800人を超える職員のうち、直接、発電所の運転に関わらない半数の作業員は退去を考えたが、全員を退去させるということは決してなかった」

中間報告は、政府が緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム「SPEEDI」を活用していれば、「住民はより適切な避難経路を選べた」と指摘している。

中間報告にはないが、官邸筋によるとこのSPEEDI情報の公開をストップしたのが当時の枝野幸男官房長官だった。

「情報はどこかで一元化して勝手に出さないように」

枝野氏が原子力安全・保安院などにこう指示した3月17日のデータでは、後に全村避難を余儀なくされた福島県飯舘村で「相当な数字が出ていた」(官邸筋)。

官邸筋は、福山哲郎官房副長官(当時)が後に官邸内で「(枝野)官房長官が『情報管理を徹底しろ』という趣旨のことを言ったにしても、ちゃんと必要な情報は公開すべきではなかったか」と議論していたのを記憶している。

昨年12月には、この政府の事故調とは別に国会に事故調査委員会が設けられた。国会の事故調は、国政調査権に基づき証人喚問や資料提出を要請できるため、菅氏らの聴取が実現するかが焦点だ。

「国会の事故調で徹底して原因究明、責任追及をやるべきだ。菅氏も含めて、場合によっては牢屋(ろうや)に入れることが必要だ」

みんなの党の渡辺喜美代表のこの主張通り、二度と悲劇と愚行を繰り返さないため全容解明が待たれている。

引用ここまで

東日本大震災発生は天災で仕方がないことで、その後は国内が復興に注力すればと言っていればいいことかもしれないけど、原発事故に関しては人災であることが明らかとなりつつあります。データの隠蔽や作業の遅れが政府に大きな責任がありそうだということだそうですが、起こったことは起こったことですが事後の対応が適切であったか、危機管理体制が確立していたのかなど含めて早急に検証すべきでしょう。

原発は事故を起こした危険なものだから駄目という学級会レベルの話ではなく、原発の管理体制が適切であったか事後の対応は適切であったかなど検証すれば何が原因で起こりどこを是正すれば良いのかがわかるはずです。日本に原発は必要だと考える立場からすると二度目の事故が起こらないように原発事故の検証作業をしていただきたいと願うところです。事故が起こったからヒステリックになりすぎている国民はさておき政府も同じ体たらくでは困りものだと思うのです。

カカクコム運営サイトでやらせ業者大活躍中

月間10万円...やらせ業者が「食べログ」ランキング操作(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/01/05/kiji/K20120105002367020.html

一般の利用客による採点システムが看板の人気飲食店ランキングサイト「食べログ」で、飲食店側から金で順位上昇を請け負った「やらせ業者」によってランキングが操作されている事例があることが4日、分かった。実際に食べた人の感想がわかる"口コミ"ランキングは、同サイトが店選びの指標として掲げてきた大黒柱。信頼性を揺るがす事態に、食べログ側も、やらせ業者に対して法的措置を検討している。

食べログに現在登録されている飲食店は全国約67万店。昨年11月の月間利用者数は前年同月と比べ約4割増の3201万人にのぼり、業界首位に成長した。影響力は大きく、ランク一つで"繁盛店"になる場合もある。

やらせ業者は、店舗を個別に訪問して勧誘。運営会社のカカクコム(東京)に把握されないように、好意的な口コミを投稿するほか、ページへのアクセス増加などで、人気店であるかのように見せかけるという。

実際に業者の訪問を受けた東京都内の店舗は、IT関連企業の営業マンを名乗る背広姿の若い男性に「食べログの点数を上げる裏技のご提案です。食べログからは非公認のサービスとなります」と切り出された。

男性はさらに、店舗側の意向を反映したやらせ「口コミ」を毎月5件ずつ投稿すると持ちかけた。報酬は月間約10万円。男性は「依頼を受けた店舗の点数を確実に上げる」と強調した。

食べログでは本来、サイトに登録した一般利用者が実際に足を運んだ飲食店を5点満点で採点。その点数を独自の方法で集計した数値が「店の点数」として明記され、サイトの閲覧者が店選びの参考として利用する。ただ登録さえすれば誰でも投稿できるため、業者に悪用されたとみられる。

カカクコムは現時点でやらせ業者39社を特定。サイト内の監視を強めるなど、対策強化に乗り出した。

最近になって、サイト内の運営ポリシーのコーナーに「不正業者が存在することを確認しております」と掲載。ただ検索結果など閲覧者の目に付きやすい場所では、やらせ業者への注意喚起を行っていない。

カカクコムの田中実社長は「不正業者の業務停止を求めて提訴するなど断固とした措置をとりたい」としているが、サイトの影響力が続く限り、波紋は広がりそうだ。

▼元検事の落合洋司弁護士 食べログは飲食店の利用者が感想を書き込むことで成り立ち、店に対する評価の信頼性が維持されている。いわゆるサクラが対価を受け取り、店にも行かずにその評価を組織的に上げるビジネスモデルなのであれば、データの信頼性を損なわせるため、運営会社に対する偽計業務妨害罪に問われる可能性がある。

どうでもいいなぁ。テレビでもやってたけど、フラッシュニュース扱いで十分なのに勧誘現場の隠し撮りだったり食べログの仕組みを説明したり・・・そんな価値あるニュースかなって。飲食店でランキングが上がって行列が出来るとか「あり得ない!」みたいな商店主のコメントまで流して必死かよ(笑)

飲食店で月10万って結構な額だと思うけど、まぁそれで行列できりゃ安いもんなのかっていうか食べログってサイト自体にそれだけの価値があるってことなんでしょう。一種の販促費みたいなもんかな。まぁ需要があって供給があるんだからカカクコム側が対策すりゃそれでいいわ。こんな問題。

しかし口コミ業者が39社もあるんだ。それだけ需要があるんでしょう。日本はこういうよくわからないサービス嫌いですからね。そういう嫌悪感に寄り添うマスコミ。サービス提供があって対価として金を儲けている会社があって仕方ないじゃないと思ったりしないでもないし。口コミサイトでやらせを撲滅するなんて可能なんでしょうかね。

個人商店も販促活動をする時代になったってことなんじゃないかな。しかし、これをテレビがニュースとして扱うって馬鹿みたい。人気の飲食店とか言って芸能人連れて行って「旨い旨い」言わせてるのとやってることはそんなに変わらないし。だいたい金出してランキング上げるって大したことない。販促してるのと変わらないんじゃないかと思うんだけどね。

この手のサイトって下らないことで揚げ足取られるパターン多いな。利用者もランキング上位の店で飲食したいだけなんだしほっときゃいい。どこが上位であろうがどうでもいいんだから。金出したとこが上位でいいんじゃないかと思うんだけどね。需要があって出てきたサービスだろうし

紳助さん(笑)復帰待望論などがあるらしい

テレビをつければジャニーズか吉本かというほど二極化しているような感じすらしますが、吉本社長が紳介復帰待望論をブチ上げたと報じられていました。あれだけ売れっ子タレントを抱えている吉本興業がいまだに紳助に固執する意味がよくわからないんだよなぁ・・・紳助シンパの芸人が多くて紳助が事務所を立ち上げて売れっ子が移籍するとかそんな事情でもあるのかねぇ

吉本興業社長 紳助さんの復帰を希望「いつの日か戻ってきて」(日刊スポーツ)

暴力団と親密な関係があったことが分かり、昨年8月に芸能界を引退した元タレント島田紳助さんについて、吉本興業の大崎洋社長は4日の記者会見で「皆さま のご理解を得て、いつの日か吉本興業に戻ってきてもらえると信じている」と、紳助さんの復帰を希望する考えを明らかにした。

大崎社長は「私たちは彼の才能を惜しんでいる。これは吉本興業の全社員、全タレント、全芸人の思いです」と、同社の総意として、紳助さん復帰に社会的理解が得られることに期待を示した。大崎社長によると、復帰について紳助さんと具体的な話を進めているわけではないが、紳助さんとは携帯電話のメールで近況などをやりとりしているという。

演芸評論家の相羽秋夫さんは「引退から4カ月ほどで復帰について言及するのは、意外で時期尚早だ。それだけ紳助さんの存在価値が吉本興業にとって大きかったことを物語っている」と話した。(2012/1/4日刊スポーツ)

涙流して「切腹します」とか言って許してください会見までした芸人を復帰待望って。常識がないのはわかっているとしてもケジメってものがなくないですか。暴力団との関係を断ち切るとか言いつつ結局は断ち切れないってことなのかな。引退して4ヵ月後に復帰待望とかプロレスラーもビックリだ。

なんかいつからなんですかね。大人がこんなにかっこ悪くなったのは。責任とかケジメとか言って退いた人がまた元サヤ。かっこ悪りぃよ・・・。まぁかっこ良いかかっこ悪いかってだけなんだけど。大人になるに従ってかっこ悪い大人を見せられるとゲンナリするんだよなぁ。日本の大人たちは政治家はじめとして言葉に重みがない。

世間が許すとか許さないとか、日本人はすぐに許してくれるだろうから復帰するなら勝手にすればいいと思うよ。恥を忘れた人につける薬はないからね。勝手にすればぁ?(笑)良識があるとかないとか、そもそも日本人に良識なんてあるのだろうか。長いものには巻かれろ的な生き方してればなんとなくいける社会だし。紳助さん(笑)に負けないように俺も頑張って生きよう。もうみんな死ねばいいのに。

海水魚と淡水魚が同居する水槽

以下引用

アジと鯉一緒に泳ぐ水槽完成・・・岡山理科大(読売新聞)

アジやエイといった海水魚と、ニシキゴイ、アロワナなどの淡水魚が一緒に泳ぎ回る不思議な水槽が19日、岡山理科大学(岡山市)に完成した。12種約20匹が同居している。

工学部の山本俊政准教授が、海水の約60の成分を調べ、海水魚に欠かせない最低限の成分や濃度を解明。淡水に、ナトリウムやカリウムなど数種類をわずかに加えることで、海水魚も生息できるように工夫した。

お披露目には、同大学特別栄誉教授でノーベル化学賞受賞者の鈴木章さんも出席。興味深そうに見つめ、「初めて見た。すごいね」と感心していた。


引用終わり

元記事:yomiuri.co.jp/science/news/20111119-OYT1T00433.htm?from=main6

進歩ってのは凄いもんです。淡水魚と海水魚を同じ水槽で飼育出来るんですか。自宅の水槽でも同じようなことが出来るなら海水魚も飼いやすいっていうか。なかなか海水魚は飼えないですしね。でも個人的には淡水魚のが好きだったりしますけど。
以下引用

アパグループ第4回「真の近現代史観」懸賞論文優秀賞(社会人部門)受賞論文

「日本は負けていない」~超経験者しか知らない史実~

中松義郎博士(ドクター中松)著

昭和二十年八月一五日正午、その日は天文台によると三十三度で特に暑かった。突然「第二種軍装(夏用麻製仕立)ノ正装ニテ至急整列スベシ」との館内モー ルス信号で校庭に集合し直立不動で汗を流しながら待つ我々帝国海軍機関学校最後の海機五十八期生(昭和二十年に海軍兵学校と合併)は、最後の帝国海軍将校 生徒として整列しラジオから流れる玉音放送を聞いた。

海軍機関学校の入学試験の体格検査で七十五センチだった胸囲が入校後の猛訓練と猛鍛錬で僅か三ケ月で百四センチになった巨大な胸が歴史上初めての玉音放送に大きく高鳴った。

しかしラジオの雑音が多く、よく聞き取れない。
「本土決戦が近いので頑張るようにとの天皇陛下御自らの激励のお言葉」と全員が受け取った。当時の日本人は全国民が「歴史上敗れたことがない神国日本は最 後には必ず勝つ」と信じており、全国民誰一人として日本が負けるなどと考える者はいなかった。特に軍は全軍士気旺盛だった。

現に私のいた舞鶴軍港は二十四時間軍艦を造るリベット音が絶えず、食糧、武器、弾薬が豊富で、いつでも敵を迎え撃つ準備が連日連夜進められていた。 会 原爆研究については陸軍が東京帝大の仁科博士と理研に開発を依頼した「二号研究」 (海軍は京都帝大と「F研究」)として行い濃縮ウランは海軍が潜水艦で ドイツから運ぶ手配がされ、出来た原爆の第一弾をハワイに落とす作戦を杉山参謀総長は陛下に上奏したが、陛下は「原爆という非道なものは使うべきでない。 特にハワ イには日本人が多いので却下する。」となり杉山参謀総長は解任され、東條首相が参謀総長を兼務することになった経過がある。

この様に非人道的爆弾と陛下が認識されていたものを日本に落とされたのだから陛下の衝撃は大きく終戦する一つのきっかけになったと思われる。

しかし杉山参謀総長は、原爆開発を継続したのだ。軍人は戦争に勝つために打てる手を全て打とうとする。しかしそれは陛下の御意向に反しているので原爆を 造って勝っても、原爆を造らずに敵に原爆を使われて負けても、いずれの場合にも杉山参謀総長の責任なので切腹すると誓い終戦直後に切腹した。元来日本は武 士道を基に戦争を行ってきたのである。

陛下は米の原爆に対し非道だと禁じた原爆で応じたのなら「人類の文明が滅亡する」と終戦を御聖断された。米が原爆を落とせば日本もこれに応じて米に原爆を 落とす。このことによって日米の多数の人が死に、この原爆戦争が世界に及び世界中の人が死ぬ。これを防ぐために米が日本に原爆を落とした時点で終戦にされ たのであって、日本が原爆を落とされたから、または負けたので終戦にしたのではない。日本は負けていないのに終戦したのである。

これを文章にしたのが終戦の詔勅「敵ハ新ニ残虐ナル爆弾ヲ使用シテ 頻ニ無辜ヲ殺傷シ 惨害ノ及フ所 眞ニ測ルヘカラサルニ至ル而モ 尚 交戦ヲ継続セ ムカ 終二我力民族ノ滅亡ヲ招来スルノミナラス 延テ人類ノ文明ヲモ破却スヘシ斯ノ如クムハ 朕何ヲ以テカ 億兆ノ赤子ヲ保シ 皇祖皇宗ノ神霊二謝セム ヤ」であって、終戦の理由は負けたからではない、という意味である事を読み取ってほしい。

「官僚は犯罪者」は世界の常識 高山正之著

以下引用

「官僚は犯罪者」は世界の常識 高山正之著

国家に吸いつく寄生虫


役人はこれまで述べてきたように「貪汚」の性質をもつ。利権に群がってタカリを繰り返す。日本という国家に吸いつく寄生虫だ。

彼らに一切のモラルはないから、どれほど職務規程を厳しくしたところで、犯罪行為をする連中はなくならない。後からあとから虫のようにいくらでもわいて出てくる。

仕事をサボって寝ているのは当たり前、汚職をするのも当たり前、「贈収賄」とよくいうが、収賄はあっても贈賄罪はない。贈賄罪で捕まる企業の側はタカられ、金銭を強要される被害者と言うべきだ。

役人がどれほどこの国を汚しているか、あらためて「事件簿」を並べてみる。


巨悪の正体

都市伝説というのがある。ポインセチアを活けたコップの水を飲んだら死んじゃったとか。みんなが信じているもっともらしい話が、じつは真っ赤な嘘だったという類をそういう。

日本にも「じつは真っ赤な嘘」がいくつかある。「官僚は優秀」もその一つだ。戦後日本の復興は官僚の頭脳があってこそ、といわれた。そこが伝説で、彼らのおかげと思われる成果は何もない。逆に日本発の画期的なMPU(マイクロプロセッサユニット)をインテルに取られたり、港湾荷役のでたらめを放置して日本の港を世界の場末にしたり。日本の農業をダメにし、すべての年金を破綻させたのもみんな官僚が無能だったからだ。

ミスター円とか二つ名をもった元官僚が大いに語っているが、中身はびっくりするほどお粗末だ。そんな彼がいちばん優秀というのだから、あとは推して知るべし。天下れば秘書に車付きが相場とは、いかに彼らに過ぎたものか。

都市伝説の二つ目は「汚職は贈賄と収賄で構成される」という嘘だ。

少し前、元社保庁長官の下村某が中医協(中央社会保険医療協議会)の消費者代表委員に天下り、日歯連(日本歯科医師連盟)から賄賂を取って捕まった。元長官は「心が弱かった」と賄賂の誘惑に勝てなかった風な証言をした。

何を言う。だいたい元官僚がなぜ消費者代表なのか。そのポストなら、業者に接待と賄賂を強要できるから天下ったのだろうが。

贈賄という犯罪はない。汚職とは官僚が賄賂を強要する一方通行で、前述の事件でいえば日歯連は被害者でしかない。

防衛省の守屋武昌前次官が妻と一緒に収賄罪で捕まった。これも構造は同じ。家族で山田洋行にタカり、カネを搾り取った。山田洋行がそれを拒めば。守屋夫妻は軍需ビジネスを別のタカり歓迎の商社にもっていく。

汚職のパターンは松本清張が「点と線」で描いた。民が贈賄し、官が収賄し、その後ろに巨悪、つまり政治家が潜むと。それも伝説で、官僚の後ろには今は誰も居ない。官僚がちょっとケチだけれど巨悪になったからだ。


公務員という名の犯罪集団

公務員の不祥事が続いた時、人事院から「公務員の倫理確立」の講演を頼まれた。

それは無理だと断ったが、どうしてもというので「公務員とは犯罪者と同義」で「もし倫理観の欠片でもあれば一日だって公務員は務まらない」と話した。

彼らは不満げだったが、自身の来し方を思い出してもらったら納得した風だった。

彼らが公務員になってまずやったことは鉛筆や消しゴムの持ち帰り。子供のノートだって買ったことがない。

コソ泥稼業の次はタカりだ。宵闇迫れば業者を呼んで銀座、赤坂で飲み食いし、お土産と黒塗りまでタカる毎日が続く。

だから紅灯の巷に出ると、役人はみんなタダだと思い込む。たまに高校の同期会に出ても、役人になった者はつい癖で、二次会でカネを払ったためしがない。

くすねる事も覚える。役所支給のタクシー券で乗り回しているうちに、3000円のメーターに10000円つけてその差額分の現金を受け取る習性がついていく。

年間500万円もタクシーチケットを使っていた国土交通省の小役人がいたが、大方こんな乗り方をしていたのだろう。

立派な犯罪だが、彼らには倫理観がないから「無駄遣い」と称して処理してしまう。

公務員のせこさは彼らの妻にも感染する。お歳暮と中元で、石鹸も油も稲庭うどんも買ったことがないのが自慢だった。だから退職してもお歳暮が欲しいと夫にせっつく。

せこいだけが取り柄の夫は、最後に自らを「有為の人」という嘘を思いついて、巨額の税金でハコものをつくって、そこに天下る。明白な能力詐称だ。

民主党の国会議員が、例のタクシー券500万円濫用の件で国交省の出先機関を視察した。「国政調査である」と印籠を掲げたものの、連中はひれ伏すどころか、個人情報だとかいって、議員を追い返してしまった。

公務員とは、みみっちい小悪党集団だとばかり思っていたが、違った。彼らは、もはや怖いものもない立派な犯罪者集団に成長していた。


区議がやる仕事など何もない

ロサンゼルスは人口400万人。毎週末の三日間だけで平均22人が殺され、麻薬や不法移民や貧困など社会問題が山積する。それを処理する市議会の議員はたったの15人だ。

その上の市長は、長らく年俸1ドルのリオーダンが務めた。彼らの努力もあって殺人件数も二割下がり、荒れた学校も減った。

対して東京は、殺人件数が週に1件。米国では、HIV患者の食欲増進剤に使われる大麻を日本の学生が吸ったとかいって大騒ぎするくらいで、深刻な麻薬渦もない。

ロスとの人口比でいっても、都議会議員はロスの3倍の45人いれば十分だ。

しかし、現実の都議の数は127人。彼らは何をしているかというと、民主党都議などは海外に遊びに行って、報告書はどこかの文書を丸写しする。暇すぎて「不善」ばかりしている。

これで驚いてはいけない。23区にはそれぞれ区長と50人を超す区議が吸い付いている。都議も多すぎて暇なのに、区議がやる仕事など、はっきり言って何もない。

そのくせ報酬は一人前以上取る。前に「朝日新聞」が就職戦線から脱落したダメ男の話を載せていた。

就職のつもりで区議に立ったら当選した。新人でも報酬は企業の部長級。仕事はゼロで調査費名目でカラ伝票も切れる。いい就職だったと笑っていた。

そんなのが23区と都下合わせて2500人もいる。彼らの掛かりだけで何百億円、選挙や人件費も入れれば毎年何千億円も無駄に使われている。

青山通りから一本奥の住宅街で、火薬の爆発から火災が起きた。消防車が来たが、道が狭くて入れない。鎮火に手間取った。これが山手線の内側の大東京のど真ん中で起きた。

都市計画も都市行政も何もない。渋谷区だけではない。港区も大田区、世田谷区もまるで山村並みの畔道道路がいっぱい残る。

街づくりにはカネが掛かる。それなら無用な区議を廃止して、区長も昔通り都の任命制にすればいい。区長選も区議選もなくなれば、その分、住みやすい東京ができる。


役人の浅知恵はカラス以下

栃木県で日産社員が三人組の不良に拉致された。両親が警察に何度も訴えたが、警官は鼻であしらい、その結果、被害者は凄惨な殺され方をした。県民は怒り、民事裁判で県警は約一億円の慰謝料を支払え、と命じられた時は、皆当然だと思ったものだ。

でもよく考えてみると、その一億円は県民の税金から支払われる。責めを負うべき怠慢で傲慢な警官は停職処分だけで、罰金もなければ退職金も削られなかった。

一億円も納税者に肩代わりさせた広畑史郎・県警本部長は、すいませんでもなく「警官がサラリーマン化した」と言い訳した。警官がおまえら納税者と同じにだらけていただけ、そう目に角立てるな、という意味だ。

だが、サラリーマンがこんな失態をやらかしたら懲戒免職のうえ、家も田畑も売り払って見舞金を作る。新聞はなぜ広畑の暴言を許したのか。

規格と少々違うからと、ワッペンを3400万円もかけて作り直させた都下水道局長が減俸処分にされた無責任役人に始末のつけ方を教えるいい見本だが、それでも「減俸五分の一を三ヶ月」。雀の涙ほどだ。

なぜ、懲戒免職にして、退職金も取り上げなかったのか。

東京都は、また一億円の予算をかけてカラス退治をする。減少一途の都心のカラスが増え始めたからだが、原因はカラス捕獲の餌を、高価なマヨネーズから安い豚の脂にコスト削減をして、捕獲数が減ったためだという。

カラスがマヨネーズとは知らなかったが、都環境局はこうも広報する。「カラスを増やすのは都民が出す生ごみが主因だ」と。

よく言う。十五年前に小豆畑孝清掃局長がゴミの分別で「都民は信用できない」から、と黒のゴミ袋を半透明のゴミ袋に変えさせた。それで山にいた目のいいカラスが大挙都心に移り住んできた。無能な役人の浅知恵がカラス公害を巻き起こしたのが真相だ。

都環境局は「小豆畑が馬鹿をしました。すいません」というべきところだろう。それを都民にぬけぬけと責任転嫁する。カラスより悪質だ。


学校に警官を

東京都内の小学校の校長室に、児童の父親が木刀を手に訪れ、校長に「どういう教育をしているんだ」と文句をつけた。その間、木刀は男の脇に置いたまま。校長は「お前こそどういう教育を受けたんだ」と言いたかったけれど、恐怖心で謹聴するだけだった。男はその後の二ヶ月間に数回、校長室にやってきては校長に偉そうに説教した。

たまりかねた校長は、都の「学校問題解決サポートセンター」に相談した。「産経新聞」によると、弁護士、精神科医、行政書士らを雇って、いわゆるモンスターペアレンツに学校がどう対応するかを忠告する機関だとか。

で、木刀男問題は「威圧的だが暴力はふるっていない。学校側は親心を理解する努力をするよう」勧告した。さらに今回の教訓として「校長が直接ヘンな親に対応しないで済むよう」専門の窓口を設ける考えを示した。

何でも穏便。何でも思いやり。

しかし、それでいいのか。校長は木刀男が学校にきた段階で警察に通報すべきだろう。少なくとも、校長が恐怖心を覚えた時点で、脅迫罪も威力業務妨害罪も成立する。

大体そんな木刀男を校舎内に入れたら、安全な環境を守るという校長の職務にも悖る。本人は「児童の親」というが、他の児童には「見知らぬ危ない大人」だ。見知らぬおじさんが包丁をもって勝手に入ってきて、児童を殺し回った大阪教育大学付属池田小事件を思い出させる。

「学校問題解決サポートセンター」とやらも、さっさと警察に通報せよと指導すべきだった。それが「親心を理解して」とか利いた風なことをいう。だいたい行政書士や精神科医が木刀男に何の解決能力をもつというのか。

埼玉県和光の市立中学校で、茶髪にしただらしない女生徒を教師が注意した。そうしたら両親がいきり立って金属バットを手に学校に押しかけ、教師を体育館裏に呼び出して脅した。学校はさっさと警察に通報して両親は逮捕された。

それが正解だ。東京都は盲腸みたいな機関を作って問題をかえってこじらせた。学校は木刀を持った親の教育まで引き受けてはいない。


区長様の有給休暇


ロサンゼルスの人口は約400万人。市内の、例えばワッツは暴動がつきものの黒人居住区だし、その南のコンプトンは名だたる犯罪地区。ここに車を停めて十分して戻ってみたら、タイヤはおろか、ドアもハンドルもカーラジオもなくなっていたという話がある。

市の中心街の西側にはコリアンタウンが広がる。そこで万引きをした黒人少女を、店番の韓国女が撃ち殺した。ロサンゼルス暴動(1992年)の真の原因になった事件だ。

ロス暴動は、不良黒人ロドニー・キングを袋叩きにした白人警官が無罪になったのがきっかけだが、怒れる黒人たちが襲ったのは白人街ではなく、このコリアンタウンだった。街は四日間燃え続け、五十余人が死んだ。その大半は襲った黒人と襲われた韓国人だった。どこに行っても嫌われる民だ。

海岸沿いのサンペドロは夜ごとの黒人ギャングの抗争で知られる。おかげでロス検死官事務所には、週末の三日間だけで平均22体の殺人遺体や変死体が運び込まれる。

犯罪と人種問題が山積する巨大都市を仕切るのは、市長とたった15人の市議だ。市議の年間歳費は10万ドル(約1000万円)。市長も似たような額だが、ロス暴動のあと就任したリオーダンはそれを返上して年俸1ドルを通した。「この街が私を支えてくれた。そのお礼がしたい」と1ドルメイヤー(市長)は社会奉仕を就任理由に挙げていた。市議も、会社なら課長級の安月給について同じく「社会奉仕」を口にする。

俳優クリント・イーストウッドも、同じころカーメルシティの市長に就任したが、年間歳費は通勤のガソリン代200ドルだけ。これが選挙で選ばれる者の共通した意識だろう。

では東京はどうか。人口400万人のロスをモデルにすれば、人口1200万人の東京は単純計算すれば、都議は45人でいい。一国の首都という立場を勘案してもまあ60人で十分だろう。日本人議員が米国人に劣るとも思えない。

しかし現実は都議が127人もいる。歳費もロス市議の二倍を取り、おまけに意味不明の文書費だのなんだのの別封給料も取る。その点は首長の都知事も同じで、高額歳費のほかに派手に交際費も使いまくる。

都民の苦痛は、金遣いの荒い都知事・都議セットに加えて、23区などに別枠の首長と議員のセットを約40も抱えさせられていることだ。全部合わせれば2500人。ロスとの比率でいえば、じつに60倍にもなる。

それが皆クリント・イーストウッドだったらまだ救われるが、誰一人、社会奉仕精神の持ち合わせはなし。民主党議員などは偽領収書まで使ってもっとカネをせびる。

なかでも分からないのが区長の存在だ。区は都の出先機関で、独自の仕事といったらマンホールの蓋のデザインを決めることぐらい。昔のように都庁の任命で住むのに高いカネをかけて選挙で選んでいる。

そんな盲腸のくせに、たとえば文京区は560億円もかけて超高層庁舎を建てた。赤ん坊まで入れて区民一人三万円を拠出させた計算だ。マンホールの蓋のために、なぜこんな豪奢な庁舎が必要なのか。

その文京区長、成沢広修が厳かに記者会見を開いた。社会奉仕に目覚めました。区民へのタカりをやめて歳費を100円にしますというのかと思ったら「二週間の育児休暇を取って長男の育児に専念する」だと。その理由がふるっている。

「(育児休暇をとっても)キャリアロスにならないことを自ら示し、男性職員に育児休暇を勧めたい」

ただでさえ暇な職員を、もっと休ませるために、自ら範を垂れる意味が分からない。これが記者会見するほど意味のある話と思い込む神経は、もっと分からない。成沢区長は休んだ分のサラリーはもらうことを公言している。区長様の有給休暇だ。

半月休んでも仕事に支障がないという辺りは区長・盲腸説を裏付けた意味はあるとしても、こんなのを選挙で選ばせられる区民がなんとも可哀相だ。

引用ここまで

「官僚は犯罪者」は世界の常識 高山正之著

以下引用

「官僚は犯罪者」は世界の常識 高山正之著

明治政府に端を発する腐敗

江戸時代は農民が虐げられた暗黒時代だった、と教えるおかしな歴史学がある。だが少し調べれば「貧農史観」は誤りで、実際の農民は豊かだったことが分かる。むしろお上のほうが貧しく、それでいて買収にも応じなかった。それほど日本の役人(武士)は清廉だった。

その役人の清廉さが大きく崩れたきっかけが、明治維新だった。なぜなら明治政府になってから役人=武士が崩れ、武士でない役人が登場したからだ。

明治七(一八七四)年に、土佐藩の板垣退助と後藤象二郎が明治政府を「上帝室ニ在ラス下人民ニ在ラス、而独有司ニ帰ス」(民撰議院設立建白書)と非難した。「独有司ニ帰ス」というのは側近官僚の独裁というほどの意味だ。板垣退助は五箇条の御誓文に違反するとして、 民撰議院の設立建白書を出している。

これは権力をもった者の権力の濫用、つまり官僚の思い上がりを始めて指摘した言葉である。

引用以上

順法精神見あたらぬ菅首相 - 産経新聞

以下産経新聞WEBより引用

政治部・阿比留瑠比 順法精神見あたらぬ菅首相(2011・7・31)

◆市民ゲリラの原点

「菅直人首相は法治国家や議院内閣制に正しい理解があるのかなと思う。自分だけで独裁者であったら、この国は回りませんよ」

22日の参院予算委員会。たちあがれ日本の片山虎之助氏のこの指摘は的を射たものだったが、それに対する菅首相の答弁はいつものようにトンチンカンだった。

「従来の長い自民党のやり方は、ほとんどの決定を官僚任せにしてきたのを見てきたので...」

片山氏の法令や手続きは順守すべきだとの問いかけが、官僚依存は好ましくないという話にすり替えられている。菅首相はもう見たいものしか見ないし、聞きたいことしか聞こうとしない。かたくなに自分の殻に閉じこもっている。

菅首相は野党時代から三権分立の原則を否定し、「議会制民主主義は期限を区切った独裁」と主張してきた。だが、たとえ「原点は市民ゲリラ」(伸子夫人)であろうと、国民の命運を背負う国のかじ取りとなったからには、それ相応の振る舞いが求められよう。

にもかかわらず、与野党双方からの退陣要求に追いつめられた菅首相の言動は、ますます野卑に無軌道に自分勝手になってきた。

「東日本大震災を機に自分の原点に戻ってきた」

菅首相は同日夜、側近議員らと焼き鳥を肴(さかな)にこう語り、市民運動家時代への回帰を表明した。

7月に十三回忌を迎えた評論家の江藤淳氏は、かつて菅首相を「市民運動家の仮面をかぶった立身出世主義者」だと喝破した。首相は位(くらい)人臣を極めて立身出世の夢を果たした後、再び世の攪乱(かくらん)を得意とするゲリラへと立ち返ったということなのか。

◆法令を次々と無視

菅首相は就任以来、地位にふさわしい能力も心も徳も持たない「ないない尽くし」の宰相だと指摘されてきた。だが、首相にはもっと欠けているものがある。何より順法精神、ルールを守ろうという気持ちが見あたらないのだ。

菅首相は震災に当たり、安全保障会議設置法で「会議に諮らなければならない」と規定される「重大緊急事態」に該当するのを無視して安保会議を開かなかった。

また、5月には法的根拠のないまま中部電力浜岡原子力発電所の停止を要請する。7月には、唐突に担当者である海江田万里経済産業相の「安全宣言」をひっくり返し、原発へのストレステスト(耐性検査)導入を言い出した。

かと思うと、閣議にも諮らず記者会見を開いて「脱原発宣言」を打ち出し、閣内で批判されるとあっさり「個人の考え」だと引っ込めた。支離滅裂の極みである。

「私も憲法の中で、閣僚の任命・罷免は首相の専権だと十分承知している」

菅首相は20日の衆院予算委では、海江田氏が衆院解散詔書に署名しない意向を示したことについてこう牽制(けんせい)した。だが、自分に都合よく憲法は引用しても、憲法73条が内閣の事務として「法律を誠実に執行」と定めていることは頭に浮かばないようだ。

また、66条の「内閣は行政権の行使について国会に対し連帯して責任を負う」との規定にも無頓着で、閣内不一致も何のそのだ。

◆恥ずかしい首相

振り返れば、菅首相は昨年9月の中国漁船衝突事件では、体当たり事件を起こした中国人船長を「超法規的」に釈放・不起訴とさせた。これは結局、那覇検察審査会が船長を強制起訴すべきだと議決し、政府は赤恥をかいた形だ。

この事例で中国は、日本は恫喝(どうかつ)すれば法をねじ曲げて対応する「人治国家」であると学習したことだろう。禍根は計り知れない。

このほか菅首相は、在日韓国人から違法献金を受けていたことが発覚しても何ら責任を取ろうとしないなど、法など存在しないがごとく自由奔放に振る舞っている。

だが、為政者が法の軽視を率先垂範するような社会が成り立つものだろうか。マキャベリは「国家にとって、法律をつくっておきながらその法律を守らないほど有害なことはない」と指摘した。

また、韓非子は指導者が国を危うくする政治手法の最たるものとして、次のように記している。

「第一は、規則があるのにその中で勝手な裁量をすること。第二は、法規をはみ出してその外で勝手な裁断を下すこと」

菅首相の姿そのものであることが空恐ろしく、こんなトップをいただいていることが恥ずかしい。

「自国の首相を恥ずかしいと国民が思わざるを得ない状態になっている。ここまできたら、(首相は)もう自らが身を処することを考えられなきゃいけない」

これは平成20年11月、菅首相が当時の麻生太郎首相に退陣を迫った言葉だ。菅首相にも一片の廉恥心があり、自ら身を処してくれることを切に願う。(あびる るい)

引用ここまで

思いつきで国民に語りかけてくれたら困るね。ちゃんと段取り踏んでからでないと。なんの根回しもせずに思いつきのアイデアを社員に開陳して幹部を困らせるワンマン社長じゃないんだから。会社だったら潰れるだけで済むけど、国はそういうわけにいかないから。閣議決定もしていない内容を記者会見を開いて喋るなんてなぁ・・・日本もどこかの国々みたいに国民の手で失脚させないと降りないんだろうか。

会社でもそうだが、組織というのは規則を作ったならその規則通りに事が進まないとうまく回らない。組織が機能不全に陥っているのならまだしも・・・大臣が答弁中に泣いてしまうってどういうことですか。恥というのは日本人が持つ感覚だそうですが、日本の首相には恥というものがないのかな?

アフガニスタンに援助はいらない

高山正之著 「偉人リンカーンは奴隷好き~変見自在~」(新潮社)より転載

アフガニスタンに援助はいらない

アフガンを初めて訪れた時は杏の花が咲き乱れていた。村人は畑を耕し、羊を追っていた。長閑そうに見えたが、それは見かけだけだった。

道が鎖で通せんぼされていた。「この道を直した。通りたかったら金を払え」と髭の若者が言った。傍らにAK47があったから言われるまま金を払った。

峠で孫を連れた老人が我々の車に手をあげた。ヒッチハイクのつもりかと速度を落とすと、タジク人のガイドが「ダメだ。轢いてでも逃げろ」と言った。

加速して通り抜ける。老人がマントに隠し持っていた銃を構える姿をバックミラーで確認した。

彼らは獲物を見つけると畑を耕す手を休め、みんなで追いかけて仕留める。それが鹿でも狐でも異邦人でも同じ事だった。

同じ頃、早大の学生ら四人がインダス川をカヌーで下っていて誘拐される事件があった。

ダコイト(盗賊)の犯行だと新聞は書いたが、正しくは、羊を追っていた村人が川を下る獲物を見つけた。みんなで捕獲して金目の物を奪った。人間の方は適当に処分するつもりだったが、学生についていたガイドが機転で命を助ければ金になると説得した。

おかげで早大生は助かったが、要するにあの国の民はみなダコイトなのだ。

アフガンにはパキスタンのクエッタからピシン峠越えで入った。

本当はハイバル峠を下ってトルハムから入る予定だったが、入国管理人が七千ドルを吹っかけた。役人までダコイトだった。

ピシン峠の検問所は別に金を要求しなかったが、その先にあるスピンバルダックは村ごとダコイトだった。

街の広場に鹵獲したソ連軍の兵員輸送車があった。それを見ていたら、彼らが襲う準備をしているとタジク人ガイドが教えてくれた。彼はこの辺のパシュトゥン語を知っていた。

さりげなく車に戻り、猛スピードで脱出した。

だいぶ後にやはりクエッタからピシン峠のコースでテレビ朝日のカメラマンがこの村に入り、村人に身包み剥がされた。幸いガイドがいたから三万ドルの身代金で救い出された。

同じコースを数年前に広島の中学校教諭二人がたどった。当然この村も通ったはずだ。

二人が読んでいた朝日新聞は「アフガンの人はいい人ばかり」と書いていた。

アフガンで井戸を掘る中村哲の「丸腰の美学」もよさそうに取り上げていた。朝日歌壇では「米軍が地雷を敷設して誰も居ないアフガンの村には砂舞うばかり」とも載せた。

アフガンに地雷を敷いたのはソ連だ。米軍は入ったばかりでまだ地雷は敷いていない。

二人はそんな朝日新聞の嘘を頭から信じて無邪気にカンダハルからハイバル峠に抜けるプランを立てていた。

二人はアフガンに入ってすぐ襲われて金品を取られた。しかし、ガイドのいない悲しさ、身代金話も出ないまま頭を撃ち抜かれて殺された。

中村医師の丸腰の美学を信じたNGOの若者も昨年夏にアフガン人に拉致され、撃ち殺された。

「アフガンはいい国」と書く朝日は現地に記者は出していない。嘘は東京でも書けるからだ。

しかしニューヨーク・タイムズ紙は違う。カブールに支局を出し、「もう二度も記者が誘拐され、助手が殺されている」(宮崎正弘の国債ニュース・早読み)

アフガンはペルシャもロシアもインドも中国も眼下に見下ろす。ここを制すれば世界の覇権者になる。

それでアレクサンダー大王もジンギス汗も英国も征服を試み、失敗した。最後のソ連は崩壊までした。

それはここがダコイトの国だからだ。正規軍もない。普段は羊を追う。カモが来れば襲う。それでみんなやっつけてきた。

今回は米国が出てきたが、ベトナムにも勝てなかった国では無理だろう。

それは米国の勝手として、困りものは鳩山由紀夫だ。彼はアフガン人を無職だと信じて五十億ドルも出して職業訓練させるという。

兼業ダコイトにあとどんな仕事をやらせる気だ。(2009年11月26日号週刊新潮)
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