2012年もう一ヶ月終了。時間が経つのは早いもんで(2012/02/04)

今日は終戦記念日

毎年この日にはどの放送局も終戦記念日にあわせた番組を放送してる。NHKでも憲法九条とか日本のこれからとか相変わらずの呑気な番組で左右激突やっている。討論番組はいいんだけど、終戦記念日なんだからあの戦争を総括するような番組を製作してはどうか。素人の感情論とか思想を垂れ流しても仕方ない。

いつも思う。なぜ、日本ではあの戦争に対して反省という一点の側面からしか見ず、考えないのか。広島、長崎の原爆投下の日はともかくとしても、終戦記念日にも戦時下で起こった悲劇などを体験者に語らせたり、特集して放送している。戦争の悲惨さを伝える事は重要なことだと思うが、日本が何故あの戦争を戦うことになったのか、何故戦争に突入するという事態に至ったのか。そんな事を検証したり、伝えたりする番組を製作しないのかと。

戦時下で起こった悲劇や辛い体験などは戦争の一側面に過ぎないのではないだろうか。もちろん、当事者としては言いようの無い苦しみや悲しみを味わい、その傷は現在も癒える事がないことだと思う。しかし、だからと言ってあのまま日本が戦争への決断をせずに時間を過ごしていたらどうなっていたのか。あの時の世界情勢はいったいどんなものだったのか、その中で日本はどんな状況に置かれていたのか。どのような理由から日本は戦争を決断したのか。そんな総合情報を提供して結論は視聴者に預ける。それが公正な報道ではないだろうか。

当方は9条の改正には賛成なんですが(明らかに現状に合致していないと思うから)、本音を言えば改憲ではなく新憲法を制定すべきだと考えているどちらかというと保守派なもので、毎年この時期のテレビ番組には疑問を持ってきました。まぁ軍隊は国民を守る組織ではないと思うものの、国家を防衛するという事は国民生活の根幹であると考えているので、絶対に必要だと思うんですよ。


民主党も生活が第一などとスローガンを掲げるのならば、国益を考えた安全保障政策を出してもらわねば信頼が置けないんです。国家安定あっての国民生活ですので。たとえば、仕事であれ遊びであれ海外へ出て行くにしても、その地で何かあれば頼るものは国家です。その国家が弱腰だったり、いざという時には安全に日本へ連れて帰ってくれる体制がなければ安心して海外へも出かけていけない。国家とは自分のバックボーンなのですから強くなくては困ります。他国の干渉に黙っているようでは困るわけです。


そういえば、NHKの討論を少しだけ見ていたわけですがその中で次のような主旨の発言がありました。「日本は60年の間誰も殺さない、誰も殺されないをやってきたのだから九条を守らなければならない」嘘を言うな。殺さないのに日本人は沢山殺されてきた。イラクでも外務省の職員やジャーナリスト、民間人がテロリストに殺害されたし、北朝鮮には民間人が大勢拉致され死亡したとされている。(政府は生きているという前提で交渉しているようだけど)非武装だったら攻撃されない、平和と唱えていれば平和になるなんてのは妄想だ。


イラクには派兵したからだと詭弁を言うかもしれないが、北朝鮮による拉致犯罪は明らかに日本が侮りを受けた結果だと思う。もし拉致被害者が生きているという確証が得られれば武力を行使してでも拉致被害者は救出すべきだと思う。それは自分に置き換えてみればそういう発想になるからだ。自分が他国の輩に拉致されたとしたなら、自分の祖国には武力を行使してでも救出してもらいたいと願うはずだからだ。それが平和だ非武装だなどと観念的なことを言ってまごまごしてられたらどうだろうか。それが今の日本だと当方は思う。それは絶対に異常な状態だと思うんだ。


もちろん、平和である事が理想的でそうあってもらいたいと願うわけだが状況が許さないのに平和がいいとは言っていられないと思うのだ。外交手段で決着がつかなければ最終手段として戦争があるのだと思う。話し合いで全てが解決すれば何も言うことが無い。それが一番いい。それでも事態が打開出来ない場合にどうするのかということだ。話し合って駄目でも話し合いというのは説明がつかない。他に方法があるというのなら具体案を出してもらいたい。戦争とは最終手段だ。やらないに越したことは無い。それでもやらねばならない時があると、それが前の戦争だったのではないかと思うんだ。


終戦の日を迎えてそんな事を思った。護憲、改憲、戦争反対、九条守れ色んな事を聞くけれど、なぜ62年まえ日本は戦争をすることになったのか、日本の当時置かれていた状況はどのようなものだったのか、世界情勢はどのようなものだったのか。戦争になる以前にはどのような外交交渉が行われ、どのような事件が起こったのか。そんな基本的な予備知識を知っている日本人がどれほどいるのだろうか。その上での議論ならば建設的なものになるだろうが、ただ戦争の結果やそれによって起こった悲劇などだけを取り上げて議論してみても噛みあったものにはなるはずがないと。


当方の知るところでは、マスコミは戦前には散々開戦を煽り世論を誘導したという。終戦の日、少なくともマスコミはその点を毎年反省し、己の過去を顧みて社説なり記事を書くことを希望したい。過去にあおっておいて、今はそれを日本人の恥部の如く書き立てる。当方のマスコミ不信はそんなところからきているのかもしれないとふと思った。

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このページは、サイト管理者が2007年8月15日 19:39に書いたブログ記事です。

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