子供の頃は嘘をつくと親から怒られその事を大変咎められた記憶がある。その事から嘘はダメなことだと思い続けてきた。しかし、歳を重ねるにつれて嘘を効率よく重ねる奴が要領よく生きている様を見ていると、使い様か?と思っていることも事実で。
嘘が大事になって回りに迷惑をかける事もあるでしょうし、他人に不快感を与える場合もあるでしょう。しかし、嘘が事を穏便に収めたり、かえって円滑に進む事もあるのは事実としてあるんだなと。知らなければ何も無かったのに知ってしまった故にお互いに嫌な気分になることも。
例えば、会社で部下が朝寝坊した時。正直に寝坊でしたと言われたら「まぁ疲れてるんだろ。気をつけろよ」と一度目はいえなくもないですが、二度三度となるとこれは指導しなければならなくなる。正直、朝が弱けりゃいくら6時間睡眠を取ってみても朝寝坊する奴はする。本人の心がけ次第といわれればそれまでですがね。
こっちからすれば、体調不良で午後から行きますと言われたら「体調を万全にして出てきてくれ。今日はゆっくり休んで」と取る機会のない有給休暇を取得させる事もできるのに。もうこっちからすれば体調不良であろうがなかろうが、体調不良と言われればその日人員が一人少なくなる事に変わりはないのだから・・・体が弱っていようがズルであろうがどっちでもいい。
それなら、寝坊して申し訳なさそうに午後から出社されたりして周りも「なんであいつは甘やかされるんだ」との目もあって厳しく怒らなければならない。そんな無駄な摩擦を起こしたくないので、朝寝坊したら体が弱い事にして休めばいいじゃないかと、立場上あるまじき事を考えてしまう。まぁ人それぞれ考え方があるでしょうが、遅刻に関しては当方は寛大だと思います。自分も朝弱いから・・・
当方も、入社したての頃はよく遅刻して怒られてましたから。まぁ気の緩みと言われればそうだったような気がしないでもないですが、ケータイに電源が入っているものと思い込んでアラームが鳴らず起きられなかったとか。朝弱い人間は酒が弱い人が酒がダメなのと同じように朝がダメなんです。そんな当方は仕事さえキチッとやってれば朝寝坊くらい・・・と考えるのです。
それでも一応会社ですし、決まった時間に毎日遅れず出てくる者らの手前遅刻には厳しい姿勢で挑まないといけないわけですが。朝だらしないけど仕事の感性は優れている社員と、朝は遅れず出てくるけど仕事はイマイチな社員なら間違いなく前者の方が会社にとってプラスになってると考えるんで。だから下らない事で人事考課を落としてもらいたくないというのが本音で。
起きられないのは仕方ない。だから寝坊したら仮病でその日は休んでくれ。と思うわけです。本人が体調が悪いと言えば、こちらは心配したふりをして今日は休みなさい。と優しい言葉で穏便に済むわけです。まぁ有給休暇の取得限界を超えてまで寝坊するようなのは論外ですが。年間で10日前後の取得なら別にいいじゃないかと。それでも月1回ほどやってる計算になりますが(笑)
あ~何も正直に寝坊しましたって毎回言ってくれなくても・・・個人面談か。やる方もダルイし、当方自体が朝寝坊なんて別にいいじゃん。朝弱いんだから・・・って思ってるだけに余計やり辛い。所属長が遅刻には厳しい姿勢なので厳しい指導しなけりゃ立場上仕方ないんだけど。それにしても最近の若手はこういう仕事に関係ないような事ですぐ辞めるからなぁ・・・
現場にいるものからすれば、感性が優れてて戦力になってる奴が下らない事でポロポロ抜けていくのは正直キツイ。朝は遅れないけど仕事はショボイのより余程頼りになるんだけどねぇ・・・実力主義を掲げる我が社は実績はあるのに遅刻癖がある奴は最低ランクの査定になるからなぁ。朝は遅れないけど仕事はショボイのがそいつよりボーナスもらうって・・・立場上好ましくないが腑に落ちない気持ちです。
まぁ自分が朝弱いから余計に朝弱い奴に同情的な立ち位置になるんですが。まぁ人それぞれですね。やっぱ社会に出ればみんなと同じ事を同じように出来ない奴はダメだ。って言う人の方が多いですし。でも仕事は人それぞれ能力ってものがあるのと同じように朝弱いのは一朝一夕で治らないと思うんだけどね。そんなの怒ったからと言って治るもんじゃないでしょう。怒って治るならそれに越した事ないですが。だから寝坊したら仮病で休もう!密かな心の叫びです。

