2009年6月アーカイブ

天職とは何か

世の中不況不況とあまり言わなくなりましたが、それでも企業は儲ってないし経済も上向いてはいないようで。新型インフルエンザとか色々マイナス要因もあるにはありましたけど不況はまだまだ終りそうにないという感じがします。で、表題。この不況で職があるだけありがたいと思わないといけないのかもしれないんですが、「自分にとって天職とは何か」という事をずっと考えています。

ちなみに、当方は今までいくつかの職に就きましたが未だ天職だと思える仕事はないわけで。まぁそりゃ30手前の若造にそんな事を悟れるほど簡単なもんじゃないんでしょうが、若ければ若いほど何かに夢中になれるものではないかと思うわけです。しかし、当方は「何か」に夢中になったことが未だにないわけで。その夢中になれる「何か」を毎日探して考えているわけです。

年配者には「物事は10年やって初めて一人前になる」とか「好きな事で飯が食えるなんて一部の限られた人の話だ」とか「とにかく何も考えず働け」とか言われますが、まぁ言わんとすることはわかる。社会とはそうやって何も考えず働いてある程度経験を積んだ人たちによって形成されていることは。所謂サラリーマンといわれる人たちがそうなんでしょう。そして当方もそのサラリーマンなわけだからそうあるべきなのかもしれない。

でも、どっか満たされない。お前なんか満たされなくていいんだと言われるのはわかってますが、やっぱり満たされたい。それにはリスクを背負わないといけないのは薄々わかっちゃいる。いずれはそのリスクを背負って動こうと思っているけど、タイミングというのがある気がする。そのタイミングが目の前に来たときに掴める準備だけはしておきたい。もしかしたらタイミングは既に過ぎ去ったのかもしれないけど・・・

当方としては、3年後をタイミングと考えています。まぁ個人的な色んな理由とかあるんで3年後なんですけど。身の回りがキレイになる予定のその時には会社をドロップアウトするかもしれない。なんか異端者志向というか人から理解されない生き方を欲しているような気が自分で自覚し始めている。「あいつは何を考えてるかわからない。バカだ」と常識では測れないところへドロップアウトする事で何かが生まれるような。まぁそれなりに社会的地位もあるし、社内での序列もある程度認められていると言っていいと思う。だからこそドロップアウトしたくなる。やっぱり破綻者だ。鷲津巌に「狂人めが!」と言われるほど狂ってると自分でも思う。

そうやって一瞬一瞬を真剣に、時には物凄くいい加減に生きる事で明日死んでしまっても悔いの無い人生を生きたいと思うようになった。その為には家族を持ちたいと思う欲は捨てること。子供が欲しいと思う欲は捨てること。それは物凄く孤独な事かもしれないけど、自分の欲する生き方を貫きながら迷惑を最小限に抑える為には必要な事かもしれない。そう、3年後当方はもしかしたら結婚しているかもしれない。そうであれば、自分である事を捨てたということかな。精神的出家をしてしまった状態だろうな。多分、結婚という選択をした瞬間俺は実質的に死んだも同然になるだろう。

こんな事書いてると、同棲中の誰かに「ばっかじゃないの」とか言われそうだ。まぁ四六時中「バカだバカだ」と言われているのでもう慣れた。相手も結婚は望んでいないようなので幸いだと思っている。今はなんとなく一緒にいて、共同生活してるけどいつか終るものだしその時まではなんとなく続くんだろう。既に共同生活5年目だし、その辺は多分お互い割り切ってるはず。なんか30を迎える現実と向き合うと下らない事ばかりが頭に浮かぶ。いやぁ若いな。若い。俺もまだ青春してるわ(笑)

自分は仕事が出来ると思っている人

仕事のことを書くといつも愚痴になってしまうのが悪い癖というか、いつも反省しているんですがまだまだ未熟なのだと開き直るわけです。さて、表題。自分は仕事が出来ると思っている人はどこの会社に行っても一部署に必ずいると思います。周りからもそう評価されている場合と勝手にそう思い込んでいるタイプとがいる。どっちでもいいんですが、こういう人と仕事をするのはやりにくいもの。

何しろ、プライドが高く自信家。少しでも意見を言おうものなら聞かないか反発するか。そして特徴的なのは社内の序列が頭にないので下であろうが上であろうが最初から自分より下位に置いて見下す癖があるのもこのタイプに多いのではないかな?自分は要領がいいから出世出来ると思っているから表面上は上に対して良い顔ばかり。取り入って出世しようという意図がありありなわけです。

まぁ男なら出世欲があっていいと思いますけど、それが前面に出過ぎて調和を乱したり自我を通したりしがち。ポストというのは限りがあってそのイスにはある程度ですが座る順番が決まってるもんです。要するに順番抜かしがしたいから暴走がちになるのも仕事が出来ると思い込んでいる人の特徴でしょうか。仕事がうまくいかないと「上が悪い」「こいつが働かないから」そんな発想になるんでしょう。

周りが数字を上げると「こいつとやってると自分の評価まで下がる」なんて考え出すようです。だからそれだけは回避しようと「自分はやってますよ。やってないのはあいつです」と周りにアピールを始めます。まずは同僚に、次に直属上司を飛び越してその上へ直接訴える場合も。もちろん口で言うだけではなく、何らかの自分に有利な情報なり材料を提示して説得しようとするわけです。「数字が出ないのはあいつのせい」だと。

ただ、社内で上司批判はよほどのことでない限りしてはならない。これは日本の会社組織の不文律です。これをするなら不退転の決意を持って(要するにうまくいかない場合は退職するくらいの覚悟で)実行するべきではないでしょうか。こういう問題を提起されると聞いた方はほとんど聞き流す事はありません。それは周到に材料を用意すればするほど。そうなれば批判の対象に事情聴取を始めます。「こんな話が出てるけど、どうなんだ」と。

ここで重要な事は、聞いた方は間違いなく批判側の意見を一方的に聞き入れるわけではないということです。必ず双方から話を聞いて問題点を洗い出そうとするはず。そこで困るのはむしろ誰かを批判する方です。多分批判された方は事実であれ気分を害するはず。相手が感情的になって反論してくれば最悪の事態になりますし、相手が冷静に自分の非がある部分を認めつつ自分の言い分を展開してくれば、今度は反撃される側になりかねない。

それに経験上言えば会社組織なんてのは、常に序列が上の言う事に耳を傾けるのが普通。批判をした側の意見が通る事なんて稀で、上司批判は自分の居場所を狭めるだけという結果になるのがオチ。何故なら、それが問題になったとき批判された上司は「悪かった。以後気をつける」と口では言っても、上司批判をする人間の評価は最悪でこれは余程のことが無い限り回復しないと思った方がいいです。出世する為にした上司批判が逆に出世の妨げになる最悪のケース。

このことが分かってない人って結構いると思う。敢えて言うなら批判された上司が感情的になって明白な業務妨害や嫌がらせをしてくるケースがあれば状況は好転するでしょうが、日本の会社組織ではだいたいの人が穏やかに実にアッサリ自分の非を認め「改善します」と謝ってくれたりするものです。ただ、それはその件に幕を引くだけの事で本質的には何も変わりません。むしろ、評価が下がる分仕事は今まで以上にやりにくくなるはずです。上司批判は言ったときは溜まったものが吐き出される快感に浸れるでしょうが、その後の後遺症は悔やんでも悔やみきれないほど大きい物です。

自分が能力的に勝っていると思っていても、会社が上司と認めた人はあくまで上司。実力主義だと言っても序列まで無視して良いものでない。そこを勘違いしている人がたまにいるんだな。出来る上司でも出来ない上司でも上司は上司。その人に評価してもらうのが出世の近道だという簡単な事が理解出来ない。直属の上司を飛び越えてその上に訴えたところで、その人そのものの評価なんてさほど変わりません。むしろ、訴えた側に対して「非常識な奴だ」という負のイメージしか与えないでしょうし、「こいつを昇格させたら厄介な事になりそうだ」と思われるのがオチでしょう。

会社組織で生きるとは自分の役割を理解することです。評価は周りがするもので、本人がするものではありません。自分の能力だけで何かができる自信があるなら起業をするしかないのでは?なんか「自分のフォローを何もしてくれません。数字が上がらないのはあの人がやらないからです」と言われても「あ、そう」としか思わないんだけど、とりあえず事情くらいは聞かないといけない(要するに事を荒立てなければならない)憂鬱にうんざりする今日この頃。そして当方もそんな批判にさらされてうんざりしているところです。

 

ちなみに「批判された上司」ってのは当方のこと(笑)当方の上司と面談をしていて「まぁお互い様だろうから。でも話に来た以上お前にも聞かないと仕方ないから。コミュニケーション不足なんじゃない?」とか言われてまた面倒が一つ増えたと考えたら白髪が一本増えた気がする。

ハゲタカ

映画「ハゲタカ」(hagetaka-movie.jp)を観た。実は前回天使と悪魔を観た時に予告が流れていたので興味があって公開初日に観るという柄にも無い事をしてしまった。元々はNHKの製作したテレビドラマの映画化とのこと。テレビドラマの方は見たこともなかったので人物相関は全くわからないままのハゲタカ体験。

あらすじは日本を代表する自動車会社アカマ自動車が業績不振で中国系ファンドに敵対的買収を仕掛けられるという感じですか。それに対抗するべくかつてアメリカ系ファンドで日本企業買収でならしたハゲタカが迎え撃つ的な。途中、自動車会社のアホ社長が落ち着かなかったりアメリカの投資ファンドの社長が思わぬ展開に脂汗流したりと現実にありそでないよな映画としては支離滅裂っぷり。

テーマ自体は悪くないけど、映画の出来としては最悪とまでは言わないまでも下らん。まぁNHKだなという感じかな。派遣社員がなんか決起集会みたいなのをする場面で取材するテレビ局の人が「あの企業を敵に回すのはマズイ。あそこからの広告収入がなくなったらうちはやってけないだろ!」とか言う台詞はNHKならではだろうけど、それだけ。

企業買収というテーマにもうちょっとフォーカスした方が良かったというか。あれもこれもとテーマを入れすぎたのかな。あと、下らん人情物語というか浪花節というか冷めるわ。もっとドロドロ汚いもんだろ。会社の売り買いなんて。買う奴が何を考えてたとかそいつの生い立ちがとか正直どうでもいい。そういうのはスピンオフでもやってくれ。終り方もなんだそれって感じで。地球の危機だと思ってたら実は自分の内側にある悩みでしたみたいなレベルのね。

いきなりスケールダウンした感じで。結局は日本を買い叩きにきた中国をブチのめすわけでもなく、奴らは適当に逃げて事なきを得ましたという。最初の敵がどっか行って結局アメリカ叩いちゃいますという持って行き方も気に食わんな。最初の敵をしっかり叩いてナンボでしょ。映画なんだし勧善懲悪でいってもらいたいわ。安くない入場料払ってんだからスカッと終らせてよ。テレビドラマのノリでいかれると消化不良で。まぁ反米親中なのかな?結局最初の中国ファンドvs日本企業っていう構図が最後にはどっかいっちゃう時点でストーリー的にどうなのって感じ。

まぁ期待外れ。もうちょいスカッとするのかと思ったけど、これじゃ映画見たというよりスペシャルドラマ見たって感じしかしない。見に行かれる人はあまり期待されぬよう。

ブログトップへ戻る



  人気ブログランキングへ

2010年2月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28            

このアーカイブについて

このページには、2009年6月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2009年5月です。

次のアーカイブは2009年7月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。