プロ野球も全ての公式日程が終ると、どの選手がいくらで契約更改したとかがニュースの話題になります。何千万増だの何倍だの景気のいい話がたくさん出てるわけで、こういう時にはサラリーマンでは手の届かない額の話になるので羨ましいなと思ったりするんですが、やっぱり彼らは成績次第な実力主義世界の人なので目に見えない努力とプレッシャーとの戦いをしてるんだろうと思います。
で、本来なら他人の給料の話なんて興味がないので凄いなぁってだけで終るんですが、ニュースを見てたら巨人の山口鉄也投手が年俸一億円で契約を更改したというのが出ていたのでエントリーに書いてみようかなと。山口投手は育成選手から支配下登録され、瞬く間に巨人の中継ぎエースに成長しました。昨年も大車輪の働きで巨人の逆転優勝に貢献しましたし、今年も安定したピッチングで中継ぎとしてリーグ3連覇に貢献した結果を評価されての一億円なのでしょう。
昨年も4500万の年俸をもらっていたらしい山口投手ですが、今年も大幅増の5500万増ですよ。今年は最優秀中継ぎ投手のタイトルと、チーム最多の73試合登板で9勝1敗4セーブ、防御率は1.27という好成績を残したので大幅増は当たり前といえば当たり前かも。チームで最多登板ということもありますが、73試合も投げて防御率が1点台前半は素晴らしいの一言です。今年は特に先発投手陣が長いイニングを投げる事が少なかったので、中継ぎ陣にも少なからざる負担がかかっていたと思います。
育成選手時代には年俸240万というそこらのサラリーマンより低い給料で野球をやっていた選手がわずか数年で一億円プレーヤーですから、先行きの見えない日本の若者の中でも光輝く存在です。4年前にはフリーター並の年収だった若者が数年後には努力が実を結んで一億円ですからね。まぁもちろんタイミングとか運も味方になっているんでしょうが、今の若者が好みそうな成功者と言えるんじゃないですかね。活躍してから2年で一億円プレーヤーってのは、如何にそこまでの活躍が目覚しかったというのと、巨人がその間リーグ優勝をしてるというのが大きいんだと思いますが。やっぱり球団の成績も良くないと景気のいい契約なんてなかなか出来ないですし。
坂本選手とかドラフト上位指名選手ならある程度の出場と成績さえあれば、順調に上っていくものですが山口投手はそれを上回る速度ですから。いや、個人的にもあやかりたいと言ったら失礼でしょうけど、羨ましい限りです。この努力の結果と周りのタイミングがうまく噛み合うってのは、恵まれてるなぁと。不遇の時代もあったんでしょうが、やっぱりそういう星の下に生まれてるというか努力ほどの結果がついてこないのが現実ですからね。個人的には中継ぎの両輪として活躍した越智投手の方が好きなんですが。あの闘志を剥き出しにして戦うスタイルが好きで、ここ一番で打たれる事もありますが、その危なっかしさも魅力の一つで「打てるもんなら打ってみやがれ」みたいな投球スタイルが好きなんですよね。
でも山口選手は来年は先発転向の噂もありますし、来年の年俸もアップするように来季も活躍を期待してます。

