どうも、人というのはおかしなもので調子がいい時にはイケイケなんですが、調子が下降気味になると何をやっても駄目な気になるんですよね。まぁ感覚というか思い込みみたいなものですから錯覚と言えば錯覚で、そりゃただ単に現実を見失っているだけなんですが、調子の悪い時にはそういうものが見えないというか見ない傾向になるようです。
ツイてる時ってのはだいたい何をやってもうまくいくもんで、それこそセオリーに外れたことでもうまくいくというか後から考えればセオリー通りにやってりゃ成功してなかったなんて事もあるわけです。だからどうしても調子を崩すキッカケってのはセオリーを見失っている時というか、現実を見つめれば見つめるほどセオリーの大事さに気づきながら奇跡が起きなきゃ回復不可能なところまで追い込まれていたりするものです。
そこでセオリー通りにやって回復を待てばいいものの・・・一回味わった濡れ手で粟を忘れられずに奇跡狙いの手法を強行してとんでもないことになるということも多いわけで。まぁだいたい破綻する時ってのは最後の最後なんて、それが成算のないことだなんて理解してる事が多いと思うんですよ。でも起こり得る奇跡を信じて賭けに出るという。まぁ破綻する人の典型的パターンですが、一発逆転する人も中にはいるわけで。でも一発逆転する人ってのはしたたかなもので、奇跡を誘導できるだけの秘策を持っているというか。
まぁもちろん賭けですからうまくいかないこともありますが、これがこうで、これがこうはまってというようなプランがあるわけですよ。数打てば当たるなんてことは絶対してないなと思うわけです。もう経験的にですが、1000万あれば「まぁしばらく安泰だ」と思えるから多少大胆な事もできるわけです。調子が良ければそれがはまって大成功なんてこともあるし。それが少しずつ減ってきて500万になってくると「あぁそろそろやべぇな」となるわけですがまだまだホントの危機感はありません。
ズルズルと手持ちを減らしてきたら、だんだん打つ手が安全策一辺倒になるか一発逆転狙いになるかで分かれると思います。それが裏目に出ると何を信じていいやらわからなくなって、狂ったような手で手持ちをさらに減らす。残り100万になると背水の陣という気持ちになるか、「まだ数回は勝負できる」と開き直るかに分かれるでしょう。そこで最後はゼロになるってのが破綻する時なのかと。
調子がいい時は縦横無尽に色々できるわけですが、調子を崩すと打つ手がワンパターンになってきて見透かされるから完全に裏目に出るという。かと言って石橋を叩いて渡るようじゃ伸びないしねぇ・・・難しいところですが攻める時と撤退する時の見極めを絶妙にできるようになりたいなぁと常々思うんですよね。仕事でも調子に乗って攻めてるとズルズルと袋小路に入り込んで溜め込んだ信頼なくなったりとか。
後から考えりゃ「あぁ・・・あの時引き際だったよなぁ・・・なんとなくわかってたんだけど引くに引けなかったんだよなぁ・・・でも引いてたらこんな事になってなかったよなぁ」とか思うことあるわけで。結局は自分の器量をしっかり把握して、物事を冷静に見る目が必要だなぁと思ったところです。まぁ自分の限界を知るってことですかね。そのときの自分の力量を正確に知るってのは案外出来ないもんだな・・・根が冒険家なので「駄目だとわかっちゃいるけどやってみたい」なんて考えるようじゃ、俺も全然成長してないなぁと思った今日この頃。

